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川澄、先制点を演出!体脂肪率1桁台の切れ発揮

[ 2012年7月12日 06:00 ]

<日本・オーストラリア>前半、ボールキープする川澄

キリンチャレンジカップ 日本3―0オーストラリア

(7月11日 国立)
 先制点を呼び込んだのは川澄だった。前半25分、宮間のショートCKを受けてドリブルでペナルティーエリアへ進入したところで倒されてPKを獲得した。「自分の得意な角度からのシュートを狙いにいった結果、(相手の)ファウルになった」。PKは宮間に譲り、チームを勢いづける先制点を演出した。

 フル出場で豊富な運動力を生かして前線でゴールを狙い続けた。左MFで先発したが、右サイドにも顔を出し「どこにいても自分の役割は分かっているので」と流動的な動きで攻撃を活性化させた。体脂肪率を1桁台まで絞った成果はその体の切れにも表れていた。

 3―0の大勝にも満足する様子はみじんもない。「3点差になってからゴール前に行くシーンが少なくなってしまった」。五輪を見据えればこそ、貪欲に結果も内容も求め続けていく。

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2012年7月12日のニュース