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英国メダル数、最低目標「48個」に批判も

[ 2012年7月6日 06:00 ]

 英国の政府系機関「UKスポーツ」は4日、ロンドン五輪で英国が目指すメダル総数の最低目標を12競技の48個に設定。予想の下限は40個で上限は70となった。

 競技別最多となる6~10個と予想しているのは北京五輪で4つの金メダルを獲得したクリス・ホイ(36)が出場する自転車。この他、競泳や陸上、ボートなどがメダル対象の競技とされたが、英国統一チームとして出場するサッカーやバスケットボールなどは入らなかった。

 英国は北京五輪では全体4位に相当する47個(11競技=金19銀13銅15)のメダルを獲得。今回は開催国としての威厳を示すために3億ポンド(約374億円)を強化費用に充てているだけに「前回より1個増加は少ない」という批判も出ている。なお大手ブックメーカー「bet365」が提示した「最多メダル獲得国」のオッズで英国は67倍の4位。米国が1・4倍で1位となっている。

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2012年7月6日のニュース