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心境複雑な決定戦「やりたくないという気持ちが一番」

[ 2012年7月4日 06:00 ]

青木、日高ペアが練習する横を黙々と走る朝日

 6月のビーチバレーアジア大陸カップを制し、ロンドン五輪の出場枠を獲得した男子日本代表の朝日健太郎(36=フォーバル)、白鳥勝浩(35=湘南ベルマーレ)組と青木晋平(31)、日高裕次郎(25=ともにフリー)組は4日、川崎マリエンビーチで、1枚の五輪切符を懸けた代表決定戦を行う。

 3日に練習を公開したが、4選手の表情は複雑だ。2週前まで一緒に日の丸を背負って、2組によるチーム戦を戦っていた仲間同士。2大会連続の出場を狙う朝日は「4人で勝ち取った出場権なので、今までにない気持ちです。持ち味の闘争心は抜きにして戦う」と困惑気味。日高も「やりたくないという気持ちが一番」と語り、ビーチバレー初の一発勝負による代表決定戦を前にした高揚感はなかった。

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2012年7月4日のニュース