五輪代表11人が抱負 潮田「北京でやり残したことをぶつける」
バドミントンでロンドン五輪出場を決めた女子ダブルスの末綱聡子、前田美順組(ルネサス)ら日本代表11人が8日、東京都内で記者会見し、末綱は「悔いなく自分たちらしく戦った上で、メダルという結果が付いてくれば」と笑顔で抱負を語った。
混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はそれぞれ2大会連続の五輪。潮田は「北京五輪でやり残したことをぶつけたい。納得できる試合をしたい」と話した。五輪のユニホームも発表され、女子は北京五輪に続きワンピース型となった。
男子シングルスで世界ランキング6位の佐々木翔(トナミ運輸)は「夢の舞台なのでしっかり頑張りたい」と話し、同8位の田児賢一(NTT東日本)は「金」と記した色紙を手に「勝ちに行かないと意味がない」と言葉に力を込めた。
▼末綱聡子の話 いろんな葛藤があった4年間だった。苦しい思いをしてつかんだ五輪切符。無駄にしないように、五輪まで残りの日々を頑張りたい。
▼前田美順の話 うれしさがだんだんこみ上げてきている。北京五輪のことは置いておいて、また新しい気持ちで五輪に臨みたい。
▼潮田玲子の話 過去の結果やプライドは捨ててやってきた。北京の悔しい思いをぶつけて、その先にメダルやいい結果が付いてくればいい。
▼池田信太郎の話 北京では1勝もできず悔しい思いをして帰ってきた。とにかくベストを尽くして、メダルを狙いたい。
▼佐々木翔の話 夢の舞台なのでしっかり頑張りたい。前回、前々回と行けなかったので、出たいという夢に向かって取り組めた。
▼田児賢一の話 勝ちに行かないと意味がない。勝ちにこだわって準備していきたい。世界のトップに勝ちたいという思いは昔から持っている。
▼佐藤翔治の話 今までは一戦一戦大事にと考えてきたが、五輪は勝ちにいく気持ちで、メダルを取りたい。
▼川前直樹の話 今まで支えてくれた人、応援してくれた人に感謝しながら、しっかり自分たちらしい戦いをしたい。
▼佐藤冴香の話 初めての五輪なので、自分らしく今できる最高のプレーをしたい。1次リーグを通過して、その先にメダルが見えればいい。
▼垣岩令佳の話 悔いなく楽しく、雰囲気にのまれないようにプレーしたい。メダルを取れるように頑張りたい。
▼藤井瑞希の話 精いっぱい力を出しながら、五輪の舞台を楽しみたい。感謝の気持ちを持ちながらプレーしたい。
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