×

「体調いい」上川V宣言 必勝期す鈴木「まずは日本一を」

[ 2012年4月28日 17:43 ]

柔道の全日本選手権を前に、記者会見でポーズをとる(左から)上川大樹、鈴木桂治、高橋和彦

 体重無差別で柔道日本一を争い、ロンドン五輪男子100キロ超級の代表選考会を兼ねた全日本選手権は29日に東京・日本武道館で開かれる。28日には初優勝を目指す上川大樹(京葉ガス)や2年連続5度目の優勝を狙う鈴木桂治(国士舘大教)ら有力選手が東京都文京区の講道館で記者会見を行い、五輪代表入りへの意欲を口にした。

 100キロ超級の世界ランキングでは日本勢トップの11位につける上川は「この大会で優勝したら五輪に最も近づける。体調はいいので期待してほしい」と宣言。3大会連続の五輪出場を懸ける鈴木は「五輪につなげるという意味ではすごく大きなチャンス。日本一という名前をまずは手に入れたい」と必勝を期した。

 一昨年の覇者で五輪代表争い3番手とされる高橋和彦(新日鉄)は両膝痛を抱えるが「何が何でも勝つ」と闘志をにじませた。順当に進めば鈴木と高橋が準決勝で対戦。この2人は別ブロックの上川とは決勝まで当たらない。

続きを表示

2012年4月28日のニュース