松本、磯川とも五輪枠逃す…レスリング世界予選
レスリングのロンドン五輪世界予選は27日、中国の太原で開幕し、男子フリースタイル84キロ級の松本篤史(ALSOK)は初戦の2回戦でモンゴル選手を2―1で下したが、準々決勝でブルガリア選手に0―2で敗れた。96キロ級の磯川孝生(徳山大職)は初戦の2回戦でスロバキア選手に0―2で敗れた。ともに敗者復活戦に回れず、上位3人に与えられる五輪出場枠を獲得できなかった。
日本選手は男子のフリーとグレコローマンスタイル各3階級に出場。出場枠を獲得すれば日本協会の選考基準で五輪代表に決まる。出場枠を逃した階級は五輪世界最終予選(5月4~6日・ヘルシンキ)で五輪切符を目指す。
▼磯川孝生の話 これが現実じゃないかと思う。相手が誰とか関係なくて結果がすべて。やってきたことが出せなかったのは実力。何もさせてもらえなかった。
▼松本篤史の話 (敗れた)2試合目が全てだった。勝たないと意味がない。結果にこだわりたかった。(兄の隆太郎には)駄目だったとしか言いようがない。(共同)
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