中3・渡部 3月プレ五輪出場で“魔物退治”だ
競泳女子平泳ぎの東京・武蔵野中3年のホープ、渡部香生子(15=JSS立石)が3月のロンドン五輪プレ大会(3~10日)に出場し、五輪本番でのメダル獲得へ向けて備えることになった。
プレ大会は本番会場のアクアティック・センターで行われる。日本水連は有望選手の中から希望者を募って派遣。渡部を指導する麻績コーチは「五輪に魔物がいるというなら、先に魔物を退治しようと思う」と7月の本大会を見据えての出場を決めた。
4年前の北京五輪プレ大会では女子200メートルバタフライで当時高校2年生だった星奈津美が優勝し、その後高校生としてただ一人五輪代表入りした。4月の代表選考会へ向けて弾みになるのも間違いない。渡部は現在都内で強化合宿中。「体が沈んでしまうのが課題だったが、きょうは体を動かせていた」と調子も上向いている。
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