×

五輪招致で鳩山首相がIOC委員に書簡

[ 2009年9月23日 21:29 ]

オバマ大統領シカゴ支援約束 IOC委員に手紙

 東京が招致を目指す2016年夏季五輪で、鳩山由紀夫首相が国際オリンピック委員会(IOC)の委員に対し、日本政府の支援を約束する書簡を送付していたことが23日、明らかになった。
 AP通信が入手した20日付の書簡によると、「日本では政権交代が起きたが、日本の五輪招致に対する姿勢は変わらないことを保証する。選手にも最良の環境を提供する」などと記されている。
 東京はリオデジャネイロ、マドリード、シカゴと五輪招致を争い、開催都市は10月2日のIOC総会(コペンハーゲン)で委員の投票によって決まる。鳩山首相が総会に出席するかは書簡には触れられていないが、「委員の方々と将来どこかでお会いできる機会があることを強く希望する」としている。
 同様の書簡は米国のオバマ大統領やスペイン国王のフアン・カルロス1世も各委員に送付している。

(共同)

続きを表示

2009年9月23日のニュース