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姚明左足骨折…北京ピンチ

[ 2008年2月28日 06:00 ]

 ロケッツの中国代表センター、姚明=ヤオ・ミン=(27)が左足の疲労骨折で今季のプレーは絶望となった。ロ軍のクラントン医師が「プレーできるような状態ではない」と判断したもので、全治まで4カ月。同医師は患部をボルトで固定する手術を勧めている。ロ軍はウィザーズを下して13連勝を飾ったが、試合前にアデルマン監督が大黒柱の戦線離脱をロッカールームで告げると選手たちは沈黙。「誰もいないような感じだった」と姚明自身も責任を痛感していた。

 北京にも衝撃が走った。北京五輪の“顔”である姚明の出場が微妙となり、地元紙は「プレー時間が長すぎた。補強をしなかったからだ」とチームの責任を追及。本人は五輪出場に強い意志を示しているが、事態は米中関係に亀裂を生じさせる様相を呈している。

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2008年2月28日のニュース