ペレス初のPP ハミルトン衝撃のQ1敗退 角田はコースに出られず F1第2戦予選

[ 2022年3月27日 11:59 ]

F1第2戦サウジアラビアGP予選 ( 2022年3月26日    ジッダ市街地コース=1周6・174キロ )

サウジアラビアGP予選でポールポジションを獲得したレッドブルのセルヒオ・ペレス(AP)
Photo By AP

 レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が1分28秒200をマークし、自身215戦目で初のポールポジション(PP)を獲得した。開幕戦バーレーンGPを制したシャルル・ルクレール(モナコ)とカルロス・サインツ(スペイン)のフェラーリ勢が2、3番手。レッドブルの昨季総合王者マックス・フェルスタッペン(オランダ)が4番手につけた。

 フリー走行から伸び悩んだメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)はまさかの予選1回目(Q1)敗退で16番手。昨年のサウジアラビアGPではPPを獲得していたハミルトンのQ1敗退は17年ブラジルGP以来となった。ハースのミック・シューマッハー(ドイツ)は予選2回目(Q2)でクラッシュしてマシンが大破。病院へ運ばれたシューマッハーはSNSで無事を報告したが、決勝(27日)は欠場が決まった。

 アルファタウリの角田裕毅はマシンのウォーターシステムに問題が発生し、タイムアタックができないままバーレーンGPに続いてQ1で敗退した。Q1の序盤にウィリアムズのニコラス・ラティフィ(カナダ)がフェンスにクラッシュしてセッションが一時中断。セッションが再開され、コースへ出た直後にピットへ戻るように指示されたが、復帰することはなかった。決勝は最後尾スタートとなる角田はチームを通じ「マシンには自信があったので、走れなくて残念。ほとんどのコーナーが高速で、バーレーンのようにオーバーテークは簡単ではないが、前へ進むためにベストを尽くす」とコメントした。

 ▽決勝のスターティンググリッド

 (1)ペレス(レッドブル)

 (2)ルクレール(フェラーリ)

 (3)サインツ(フェラーリ)

 (4)フェルスタッペン(レッドブル)

 (5)オコン(アルピーヌ)

 (6)ラッセル(メルセデス)

 (7)アロンソ(アルピーヌ)

 (8)ボッタス(アルファロメオ)

 (9)ガスリー(アルファタウリ)

 (10)マグヌッセン(ハース)

 (11)ノリス(マクラーレン)

 (12)周冠宇(アルファロメオ)

 (13)ストロール(アストンマーチン)

 (14)リカルド(マクラーレン)
 ※3グリッド降格処分

 (15)ハミルトン(メルセデス)

 (16)アルボン(ウィリアムズ)

 (17)ヒュルケンベルク(アストンマーチン)

 (18)ラティフィ(ウィリアムズ)

 (19)角田裕毅(アルファタウリ)

 欠場 シューマッハー(ハース)

続きを表示

2022年3月27日のニュース