ペレス初のPP ハミルトン衝撃のQ1敗退 角田はコースに出られず F1第2戦予選
F1第2戦サウジアラビアGP予選 ( 2022年3月26日 ジッダ市街地コース=1周6・174キロ )
レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が1分28秒200をマークし、自身215戦目で初のポールポジション(PP)を獲得した。開幕戦バーレーンGPを制したシャルル・ルクレール(モナコ)とカルロス・サインツ(スペイン)のフェラーリ勢が2、3番手。レッドブルの昨季総合王者マックス・フェルスタッペン(オランダ)が4番手につけた。
フリー走行から伸び悩んだメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)はまさかの予選1回目(Q1)敗退で16番手。昨年のサウジアラビアGPではPPを獲得していたハミルトンのQ1敗退は17年ブラジルGP以来となった。ハースのミック・シューマッハー(ドイツ)は予選2回目(Q2)でクラッシュしてマシンが大破。病院へ運ばれたシューマッハーはSNSで無事を報告したが、決勝(27日)は欠場が決まった。
アルファタウリの角田裕毅はマシンのウォーターシステムに問題が発生し、タイムアタックができないままバーレーンGPに続いてQ1で敗退した。Q1の序盤にウィリアムズのニコラス・ラティフィ(カナダ)がフェンスにクラッシュしてセッションが一時中断。セッションが再開され、コースへ出た直後にピットへ戻るように指示されたが、復帰することはなかった。決勝は最後尾スタートとなる角田はチームを通じ「マシンには自信があったので、走れなくて残念。ほとんどのコーナーが高速で、バーレーンのようにオーバーテークは簡単ではないが、前へ進むためにベストを尽くす」とコメントした。
▽決勝のスターティンググリッド
(1)ペレス(レッドブル)
(2)ルクレール(フェラーリ)
(3)サインツ(フェラーリ)
(4)フェルスタッペン(レッドブル)
(5)オコン(アルピーヌ)
(6)ラッセル(メルセデス)
(7)アロンソ(アルピーヌ)
(8)ボッタス(アルファロメオ)
(9)ガスリー(アルファタウリ)
(10)マグヌッセン(ハース)
(11)ノリス(マクラーレン)
(12)周冠宇(アルファロメオ)
(13)ストロール(アストンマーチン)
(14)リカルド(マクラーレン)
※3グリッド降格処分
(15)ハミルトン(メルセデス)
(16)アルボン(ウィリアムズ)
(17)ヒュルケンベルク(アストンマーチン)
(18)ラティフィ(ウィリアムズ)
(19)角田裕毅(アルファタウリ)
欠場 シューマッハー(ハース)