昨季王者フェルスタッペンが逆転で今季初勝利!フェラーリ勢2、3位 角田はスタートできず

[ 2022年3月28日 03:39 ]

F1第2戦サウジアラビアGP決勝 ( 2022年3月27日    ジッダ市街地コース=1周6・174キロ×50周 )

<F1・サウジアラビアGP>今季初勝利をあげたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
Photo By AP

 レッドブルの昨季総合王者マックス・フェルスタッペン(オランダ)が4番手スタートからの逆転で今季初勝利、通算21勝目を挙げた。2番手から出たフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)は開幕2連勝を逃して2位。フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が3位で2戦連続表彰台を確保し、ポールポジション(PP)から出たレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)は4位に終わった。

 スタートからトップを走っていたペレスは16周目にタイヤをミディアムからハードへ交換。翌17周目にルクレールとフェルスタッペンがピットインしてハードタイヤに替え、タイヤが温まらずペースが上がっていなかったペレスよりも前でコース復帰した。開幕戦バーレーンGPで激しいオーバーテーク合戦を繰り広げたルクレールとフェルスタッペンは、バーチャルセーフティーカーが解除された41周目から再び激しいバトルを展開。42周目にはフェルスタッペンが抜き、ルクレールが抜き返したが、47周目にフェルスタッペンがタイミングを見計らってオーバーテークに成功。そのまま逃げ切った。

 予選を走れず最後尾からスタート予定だったアルファタウリの角田裕毅は、レコノサンスラップ(スターティンググリッドに着く前の周回)中にマシンがストップ。スタートを断念した。同僚のピエール・ガスリー(フランス)は8位入賞。予選でまさかの1回目敗退を喫し、15番手から出たメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は10位だった。

 ▽決勝順位

 (1)フェルスタッペン(レッドブル)

 (2)ルクレール(フェラーリ)

 (3)サインツ(フェラーリ)

 (4)ペレス(レッドブル)

 (5)ラッセル(メルセデス)

 (6)オコン(アルピーヌ)

 (7)ノリス(マクラーレン)

 (8)ガスリー(アルファタウリ)

 (9)マグヌッセン(ハース)

 (10)ハミルトン(メルセデス)

 (11)周冠宇(アルファロメオ)

 (12)ヒュルケンベルク(アストンマーチン)

 (13)ストロール(アストンマーチン)

 リタイア アルボン(ウィリアムズ)

 リタイア ボッタス(アルファロメオ)

 リタイア アロンソ(アルピーヌ)

 リタイア リカルド(マクラーレン)

 リタイア ラティフィ(ウィリアムズ)

 DNS 角田裕毅(アルファタウリ)

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月27日のニュース