昨季王者フェルスタッペンが逆転で今季初勝利!フェラーリ勢2、3位 角田はスタートできず
F1第2戦サウジアラビアGP決勝 ( 2022年3月27日 ジッダ市街地コース=1周6・174キロ×50周 )
レッドブルの昨季総合王者マックス・フェルスタッペン(オランダ)が4番手スタートからの逆転で今季初勝利、通算21勝目を挙げた。2番手から出たフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)は開幕2連勝を逃して2位。フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が3位で2戦連続表彰台を確保し、ポールポジション(PP)から出たレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)は4位に終わった。
スタートからトップを走っていたペレスは16周目にタイヤをミディアムからハードへ交換。翌17周目にルクレールとフェルスタッペンがピットインしてハードタイヤに替え、タイヤが温まらずペースが上がっていなかったペレスよりも前でコース復帰した。開幕戦バーレーンGPで激しいオーバーテーク合戦を繰り広げたルクレールとフェルスタッペンは、バーチャルセーフティーカーが解除された41周目から再び激しいバトルを展開。42周目にはフェルスタッペンが抜き、ルクレールが抜き返したが、47周目にフェルスタッペンがタイミングを見計らってオーバーテークに成功。そのまま逃げ切った。
予選を走れず最後尾からスタート予定だったアルファタウリの角田裕毅は、レコノサンスラップ(スターティンググリッドに着く前の周回)中にマシンがストップ。スタートを断念した。同僚のピエール・ガスリー(フランス)は8位入賞。予選でまさかの1回目敗退を喫し、15番手から出たメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は10位だった。
▽決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)ルクレール(フェラーリ)
(3)サインツ(フェラーリ)
(4)ペレス(レッドブル)
(5)ラッセル(メルセデス)
(6)オコン(アルピーヌ)
(7)ノリス(マクラーレン)
(8)ガスリー(アルファタウリ)
(9)マグヌッセン(ハース)
(10)ハミルトン(メルセデス)
(11)周冠宇(アルファロメオ)
(12)ヒュルケンベルク(アストンマーチン)
(13)ストロール(アストンマーチン)
リタイア アルボン(ウィリアムズ)
リタイア ボッタス(アルファロメオ)
リタイア アロンソ(アルピーヌ)
リタイア リカルド(マクラーレン)
リタイア ラティフィ(ウィリアムズ)
DNS 角田裕毅(アルファタウリ)