フェルスタッペン今季初勝利 角田は一時9番手もコースアウトで13位フィニッシュ
F1第2戦エミリアロマーニャGP決勝 ( 2021年4月18日 イタリア・イモラサーキット=1周4・909キロ×63周 )
3番手からスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2時間2分34秒598で今季初勝利、昨季最終戦アブダビGP以来となる通算11勝目を挙げた。予選1回目のクラッシュで最後尾スタートとなったアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は13位でフィニッシュし、2戦連続ポイント獲得はならなかった。
雨でコースコンディション不良の中、フェルスタッペンは抜群のスタートダッシュを披露し、ポールポジション(PP)から出たメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)を第1コーナーでかわしてトップへ。ウィリアムズのニコラス・ラティフィ(カナダ)がクラッシュを起こしてすぐにセーフティーカーが入ったが、再開後は一気に後続を引き離し、タイヤ交換でも先に入ってハミルトンを抑えた。
31周目にハミルトンがコースアウトで順位を落とし、34周目にはメルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)とウィリアムズのジョージ・ラッセル(英国)が激突してともにマシンが大破。レースは一時中断した。フェルスタッペンはリスタート直前にコースアウトしかけてヒヤリとさせたが、再開後は危なげない走りで逃げ切った。
1周目で5台を抜いて15番手に浮上し、その後も順位を上げていた角田はレース再開時は9番手だったが、スピンしてコースアウト。15番手まで順位を落とし、その後もコースはみ出しで5秒のタイムペナルティーを受けるなど、速さを見せる一方でミスも目立った。
◇決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
(2)ハミルトン(メルセデス)
(3)ノリス(マクラーレン)
(4)ルクレール(フェラーリ)
(5)サインツ(フェラーリ)
(6)リカルド(マクラーレン)
(7)ストロール(アストンマーチン)
(8)ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
(9)ライコネン(アルファロメオ)
(10)オコン(アルピーヌ)
(11)アロンソ(アルピーヌ)
(12)ペレス(レッドブル・ホンダ)
(13)角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
(14)ジョビナッツィ(アルファロメオ)
(15)フェテル(アストンマーチン)
(16)シューマッハー(ハース)
(17)マゼピン(ハース)
リタイア ボッタス(メルセデス)
リタイア ラッセル(ウィリアムズ)
リタイア ラティフィ(ウィリアムズ)