Ｆ１参戦中　Ｆインディアが破産手続き、２９日決勝ハンガリーＧＰは参加

　自動車Ｆ１シリーズに参戦中のフォースインディア・メルセデスが破産手続きに入ったと２７日、ロイター通信が報じた。英国が本拠地で、ロンドンの裁判所での聴聞後に副代表が「管財人が指名された」と語った。２９日にブダペストで決勝が行われるハンガリー・グランプリには参加する。

　関係者によると、ドライバーのセルヒオ・ペレス（メキシコ）が持ち込んだスポンサー契約に絡む、４００万ドル（約４億４４００万円）の未払い金が発端。パワーユニットを供給するメルセデスに対しては１３００万ユーロ（約１６億８千万円）の負債を抱えているという。

　資金繰り悪化の背景にはインド人の共同オーナーの金銭トラブルがあるとしている。（共同）