富士重工業 社名を「SUBARU」に変更 来年4月1日付
富士重工業は12日、社名を来年4月1日付で「SUBARU(スバル)」に変更すると発表した。同社の自動車は1958年に軽自動車「スバル360」を発売して以来、「スバル」ブランドで親しまれている。創業100周年を機に統一し、さらなるグローバル化を目指すと説明している。
吉永泰之社長は記者会見で「大きくはないが質の高い企業になりたい。スバルブランドを高めていく」と述べた。6月28日の株主総会に商号の変更を提案し承認を求める。
同社は1917年に創設された飛行機研究所(後の中島飛行機)を源流としており、53年に富士重工業として設立された。現在は世界90カ国以上で事業を展開している。
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