ホンダ　新型「ステップワゴン」発売、後部は縦横に開閉

ホンダの新型「ステップワゴン」

　ホンダは２３日、主力のミニバン「ステップワゴン」を５年半ぶりに全面改良し、２４日に発売すると発表した。後方の開口部のドアは縦と横のどちらにも開くようにした。使い勝手を向上させ、人気車種がひしめくミニバン市場で販売増を狙う。

　後方の開口部は、縦に開ける時にはドアが全面的に持ち上がる。横の場合は半分だけが開き、狭い駐車場でも荷物を出し入れしやすくした。３列目のシートを床下に収納すると、後ろから乗り込むことができる。室内空間は同じクラスのミニバンでは最も広いという。

　１５００ＣＣのターボエンジンを搭載し、加速性能を向上させた。ガソリン１リットル当たりの燃費は最大１７キロ。価格は２２８万８０００円から。

　外装をスポーティーにした「ステップワゴン　スパーダ」も２４日に発売する。価格は２７２万５０００円から。