ホンダ「フィット」最新型HV車など42万台リコール

[ 2014年10月23日 18:45 ]

 ホンダは23日、発進時や走行中にエンストする恐れがあるとして、「フィット」「ヴェゼル」の最新型ハイブリッド車(HV)の全車両を含む4車種、計42万5825台(2013年6月~14年10月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 モデルチェンジし昨年9月に発売したフィットでは5回目のリコールで、国交省は「新技術を導入しているとはいえ、異例の多さだ」と問題視している。ヴェゼルは昨年12月発売で3回目。

 ホンダは同日、リコールを繰り返した責任を明確にするため、伊東孝紳社長ら役員13人が報酬の一部を自主返上すると発表し、品質保証体制を強化する方針を示した。

 国交省によると、約33万台はエンジンの点火プラグの不具合、約23万台は電源を制御するコンピューターの設計ミスが原因。エンジン不調で発進できなくなったり、走行中にメーター類の表示が消えエンストしたりする恐れがある。

 昨年10月以降、649件のトラブルがあったが、事故の報告はない。

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2014年10月23日のニュース