トヨタ、レクサスなど19車種105万台リコール

[ 2014年10月16日 05:30 ]

 トヨタ自動車は15日、高級車ブランド「レクサス」を含む19車種、計約105万台に燃料漏れなどの恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届けた。

 国交省によると、このうちレクサスを含む17車種のリコールは計86万3910台(2006年2月~12年4月生産)。IS250などレクサス12車種とクラウン、クラウンマジェスタなど3車種の計約24万台は、エンジンの配管に圧力センサーがしっかり取り付けられておらず、接合部から燃料が漏れる恐れがある。

 ノア、ヴォクシー、クラウン、クラウンマジェスタの計約70万台は、製造ミスのためブレーキ液が漏れ、ブレーキの利きが悪くなる恐れがある。クラウン約8万台には両方の不具合がある。

 燃料漏れでは11年1月~今年7月に90件のトラブルの報告があった。高温にならない場所で火災の可能性は低いという。

 残る2車種は「オーリス」と「カローラルミオン」の計18万9321台(06年10月~今年10月生産)。燃料タンク内でガソリンの蒸発ガスを吸収する装置に亀裂ができ、燃料が漏れる恐れがある。13年1月~14年9月に燃料漏れなどが85件起きていた。

続きを表示

2014年10月16日のニュース