「安全な車」で日本勢大半 米調査、ホンダが首位

[ 2013年12月20日 09:18 ]

 米自動車保険業界団体の高速道路安全保険協会(IIHS)は19日、米国市場向けの2014年型の乗用車などについて、安全性で最高評価である「トップセーフティーピックプラス」の基準を22車種が満たし、うち16車種を日本メーカーが占めたと発表した。メーカー別でも6車種が入ったホンダが首位になり、日本勢の健闘が目立った。

 衝突した場合の運転手らへの影響や車体強度などをテストしたほか、衝突事故を避ける技術も評価した。日本メーカーが多く入ったのは、富士重工業(スバル)が自動ブレーキで衝突事故を防ぐシステム「アイサイト」を導入するなど衝突回避技術にも力を入れていることが寄与したため。

 ホンダはミニバン「オデッセイ」などが選ばれた。富士重、マツダ、ボルボ(スウェーデン)はそれぞれ3車種が選ばれ、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「スバル フォレスター」、マツダのSUV「CX―5」などが入った。

 トヨタ自動車、米フォード・モーターは各2車種。日産自動車、三菱自動車、ダイムラー(ドイツ)の高級乗用車「メルセデス・ベンツ」はそれぞれ1車種が選出された。

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2013年12月20日のニュース