EVの走行距離2倍に マツダ、発電用エンジン公開

[ 2013年12月19日 20:26 ]

 マツダは19日、電気自動車(EV)の弱点である走行距離の短さを補う、発電専用のエンジンシステムを公開した。同社のロータリーエンジンを活用して開発した。車後部のトランク下に装着し、1回の充電で走れる距離を約2倍に延ばせるという。

 システムの発電出力は最大20キロワットで重さは約100キロ。燃料はガソリンを使う。小型で静かなロータリーエンジンはEVの補助装置に適しているという。実用化の時期は未定だ。

 マツダが、法人や自治体にリース販売した「デミオ」EVの走行距離はエアコンなどを使わない場合200キロだが、このシステムを付けると約380キロに延びる。

続きを表示

2013年12月19日のニュース