7月の新車販売8%減 軽は過去最高更新

[ 2013年8月1日 17:47 ]

 7月の国内新車販売台数(登録車と軽自動車の合計)は、前年同月比8・0%減の47万2111台と3カ月連続で前年水準を下回った。エコカー補助金の効果で高水準だった前年の反動減が続いている。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した。

 軽自動車は1・7%増の18万7797台と3カ月ぶりにプラスに転じ、7月として過去最高を更新した。新型車を発売した日産自動車が32・9%増、三菱自動車が36・4%増とそれぞれ大幅に台数を伸ばした。

 一方、軽を除く登録車は13・5%減の28万4314台にとどまった。ブランド別では、主力小型車「フィット」の全面改良を9月に控えるホンダが47・4%減り、トヨタ自動車の「トヨタ」も13・7%減った。「インプレッサ」などが好調な富士重工業の「スバル」は14・3%増加した。

 今後の見通しについて、自販連は「11月に東京モーターショーがあり、各社が今後、相次いで投入する新型車に期待したい」としている。

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2013年8月1日のニュース