トヨタ2万台リコール 走行中急ブレーキの恐れ

[ 2013年6月26日 17:37 ]

 トヨタ自動車は26日、レーダーで前方の障害物を検知して衝突を防ぐ装置に不具合があり、急ブレーキがかかる恐れがあるとして、乗用車「クラウン」や高級車レクサスの「IS300h」など4車種、計約2万台(2012年12月~13年6月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 国交省によると、隣の車線を走行する車両などによって乱反射したレーダーを装置が検知した際、正面に障害物があると誤認し、自動ブレーキがかかる恐れがある。

 東京都葛飾区の首都高速道路で5月28日、走行中にブレーキがかかり後続車に追突される事故が起きたが、けが人はなかった。4~5月、ほかに5件のトラブルが報告されている。

 海外に輸出された約280台もそれぞれの国の規則に従ってリコールなどの対応をする。

続きを表示

2013年6月26日のニュース