BMWが22万台リコール エアバッグに不具合

[ 2013年5月8日 12:22 ]

 ドイツ自動車大手BMWは7日、2002~03年モデルの乗用車のエアバッグに不具合があったとして、世界で約22万台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。BMWの日本法人は、日本での対象車については調査中としている。

 エアバッグは部品メーカーのタカタ(東京都港区)が製造元。対象は02年~03年モデルの3シリーズ、M3クーペなど。

 米道路交通安全局(NHTSA)によると、BMWの米国でのリコール対象は約4万2千台。助手席のエアバッグの圧力が高まって破裂し、金属片が当たって大けがをする恐れがあるという。

 タカタのエアバッグをめぐっては、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダなど日系5社が4月11日、約73万台のリコールを国土交通省に届けた。リコール対象は全世界で少なくとも約338万台に上る。

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2013年5月8日のニュース