佐藤琢磨が日本人初V「全てパーフェクト」 インディカー第3戦
自動車のインディカー・シリーズ第3戦は21日、米カリフォルニア州ロングビーチの市街地コースで80周の決勝を行い、元F1ドライバーの佐藤琢磨(ホンダ)が同シリーズの日本人ドライバー初優勝を果たした。これまでは昨年の佐藤と2008年に武藤英紀が記録した2位が日本勢最高だった。
4番手スタートの佐藤は徐々に順位を上げて中盤でトップに立った。クラッシュが多発する展開の中で、終盤も安定した走行を続けてゴールした。
佐藤は04年のF1米国GPで日本人最高タイの3位を記録。10年からインディカー・シリーズに参戦し、昨年は第4戦で3位、第11戦で2位に入った。
▼佐藤琢磨の話 本当にいいレースだった。車も速くて全てがパーフェクトだった。これでチームに勢いがつくし、これからも頑張っていきたい。サポートしてくれたみんなに感謝したい。(共同)
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