EVのスポーツカー公開 京都のベンチャーが開発

[ 2013年4月2日 19:12 ]

 京都大の大学院生らが設立したベンチャー、グリーンロードモータース(京都市)は2日、電気自動車(EV)のスポーツカー「トミーカイラZZ」を京都市で公開した。

 2人乗りのオープンカーで、流線形のデザインが特徴。停車状態から3・9秒で時速100キロに到達し、1時間の急速充電で120キロを走行できる。価格は税別で800万円。2013年度は限定99台の受注生産で、納車は11月ごろからの予定という。

 グリーンロードモータースは、京都大のEV開発プロジェクトをきっかけに10年に設立。改造車を手掛ける京都の企業が1997年に発売し話題となった同名のスポーツカーがモデルで、デザインを改めた。

 小間裕康社長は「京都のものづくりの感性と技術が詰まった夢の車に期待してほしい」と話した。

 グリーンロードモータースは、26日にオープンするJR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」の施設ナレッジキャピタルにショールームを開設し予約を受け付ける。インターネットでの先行予約は開始した。問い合わせは同社、電話075(351)2858。

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2013年4月2日のニュース