トヨタ ネット活用の試作車をシーテック初出展

[ 2012年9月27日 18:46 ]

トヨタ自動車が「CEATECジャパン2012」に出展する試作車「Smart INSECT」のイラスト

 トヨタ自動車は幕張メッセ(千葉市)で10月2日から開かれるデジタル家電やITの展示会「CEATEC(シーテック)ジャパン2012」に、情報ネットワークを活用した試作車「Smart INSECT(スマートインセクト)」を出展する。

 車内からネットを介して自宅の施錠や空調の設定ができるなど「人とクルマと家」をつなげた。トヨタのシーテック出展は初めて。

 試作車はグループのトヨタ車体(愛知県刈谷市)の1人乗り小型電気自動車「コムス」を基にして開発。センサーで運転手の顔や手の動きを検知し、登録写真と照合して本人確認したり、ドアを開けたりできる。音声認識機能では人に話すかのように、音声でナビゲーションなどを操作する。

 車名には「小さな車体でありながら、ネットワークを駆使し飛び回る昆虫のようなイメージを伝えたい」との思いを込めたという。

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2012年9月27日のニュース