可夢偉、予選８番手「うれしい」ポイント獲得へ気合

今季４度目のＰＰを獲得したマクラーレンのレイス・ハミルトン

　Ｆ１イタリアＧＰ公式予選が８日、モンツァ・サーキットで行われ、ザウバーの小林可夢偉（２５）は２戦連続５度目の予選最終ラウンド（Ｑ３）に進み、８番手グリッドを獲得した。

　Ｑ３で９番手タイムだったが、４番手だったフォースインディアのポール・ディレスタ（２６）がギアボックス交換のため５グリッド降格で８番手に浮上。予選前の３回のフリー走行で１４、１６、１５番手と苦戦していた小林は「とにかくうれしい。しっかりレースを戦って、とりあえずポイントを獲得したい」と話した。マクラーレンのルイス・ハミルトン（２７）が２戦ぶり今季４度目（通算２３度目）のＰＰを獲得。２番手は同僚のジェンソン・バトン（３２）で、３戦連続ＰＰのマクラーレンがフロントローを独占した。