トヨタ、軽自動車第3弾「ピクシス エポック」を発売

[ 2012年5月10日 19:01 ]

トヨタ自動車が発売した軽自動車「ピクシス エポック」

 トヨタ自動車は10日、低燃費の軽自動車「ピクシス エポック」を発売した。グループのダイハツ工業から供給を受け、トヨタブランドで参入する軽自動車の第3弾。燃費が良く需要が堅調な軽乗用車の車種を増やすことで、販売拡大につなげる。価格は一部の地域を除き79万5千~122万円。

 エポックはダイハツが開発した軽自動車「ミラ イース」を基にしており、トヨタマークを取り入れた以外は、内外装やグレード、価格帯をいずれもイースと同一に設定している。

 排気量は660CC。燃費性能はガソリン車では最高水準で、1リットル当たり30キロ走る。車名は「時代」の意味を持つ言葉をもじって付けた。ダイハツ九州(大分県中津市)で製造する。

 トヨタは2010年9月に軽自動車市場への参入を決め、翌年に「ピクシス スペース」など2車種を発売しており、エポックを含めて年間計6万台の販売を見込む。

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2012年5月10日のニュース