日産ルノー802万台販売 事実上世界3位に

[ 2012年2月1日 19:15 ]

 日産自動車は1日、親会社のフランス大手ルノーとの連合による2011年の世界販売台数は前年比10・3%増の802万9222台だったと正式に発表した。

 この数字には近く経営権を取得するロシア大手アフトバスの台数も含んでいるが、日産・ルノー連合が事実上、トヨタ自動車を抜き、世界3位に躍り出た。

 内訳は日産が14・4%増の466万9981台、ルノーが3・6%増の272万2062台。アフトバスは10・9%増の63万7179台だった。

 アフトバスには現在、ルノーが25%超出資しているが、近く日産も出資し、両社で過半数の株式を取得する方針。

 11年の販売台数首位は米大手ゼネラル・モーターズ(GM)で約902万台、次いでドイツ大手フォルクスワーゲン(VW)が約816万台。トヨタ自動車は約795万台だった。

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2012年2月1日のニュース