雨にも負けず…ファン長蛇の列 モーターショー一般公開

[ 2011年12月3日 10:13 ]

一般公開が始まった第42回東京モーターショー

 第42回東京モーターショーの一般公開が3日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。強い雨風にもかかわらず、早朝から開場を待ちわびる自動車ファンの長蛇の列ができた。

 メーカー各社は国内市場の活性化につなげようと自動車の魅力をアピール。最新技術を駆使したハイブリッド車や燃料電池車、スポーツカー、二輪車など計約400台が展示された。公開は11日まで。

 ショーには、国内外合わせて174社が参加。リーマン・ショック直後で、外国メーカーの多くが不参加だった2年前に比べ大幅に増えた。

 神奈川県茅ケ崎市の高校生瀬下慎太郎さん(16)はスポーツカーが大好きといい、「フランス車を見るのが楽しみ」と目を輝かせた。午前10時の開場の約3時間前に来た人もいた。

 東日本大震災でエネルギー問題への関心が高まったことを反映し、電気自動車(EV)から住宅に電気を供給するシステムなど、自動車の領域を越えた住生活の提案が目立つのも今回の特徴だ。

 開場に先立って行われる予定だったEVや往年の名車によるパレードは悪天候で中止となった。

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2011年12月3日のニュース