供給回復 9月の新車販売13カ月ぶり増
日本自動車販売協会連合会(自販連)が3日発表した9月の国内新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比1・7%増の31万3790台となり、13カ月ぶりに増加に転じた。
東日本大震災の影響で落ち込んでいた部品供給が回復し、自動車各社の生産がほぼ正常化。昨年9月7日にエコカー補助金が終了した反動増という側面もあった。自販連は「供給が回復し、ようやく需要とのバランスが取れてきた」と説明している。
一方、全国軽自動車協会連合会が3日発表した9月の軽自動車販売台数は9・1%減の14万8402台と、12カ月連続で減少した。軽を合わせた新車販売全体では2・1%減の46万2192台だった。
11年度上半期(4~9月)の新車販売台数(軽を除く)は、震災の影響で25・6%減の124万7774台と1968年度以来の低水準だった。
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