可夢偉が三重県知事訪問「あきらめないのが大事」

[ 2011年9月29日 18:18 ]

 自動車のF1シリーズ日本グランプリ(GP)が来月、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されるのを前に、ザウバー・フェラーリの小林可夢偉選手(25)が29日、三重県の鈴木英敬知事(37)を訪問し「何の仕事でも、あきらめないことが大事。去年の7位以上になれるよう、いい走りをしたい」と意気込みを語った。

 小林選手は兵庫県尼崎市、鈴木知事は隣の同県西宮市の出身。知事は「日本中が沸き立つレースをしてほしい」とエールを送り、小林選手は「(知事は)若くて勢いがある」と親近感を抱いた様子。

 小林選手は来月7日開幕の日本GPに、東日本大震災の被災地である福島県南相馬市の少女合唱団を招待。合唱団は国歌を斉唱する。知事との面会後、小林選手は「歌うことでメッセージや気持ちを伝えてもらいたい」と語った。

 小林選手は今シリーズ、モナコGPで5位になるなど、14戦を終え7戦で入賞。計27ポイントを獲得し、ドライバーズ部門12位につけている。

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2011年9月29日のニュース