価格もサイズも半分に…日産が新型急速充電器
日産自動車は12日、新型の急速充電器を開発したと発表した。現行モデル(147万円)に対し、標準仕様は100万円以下、廉価版は半額以下の70万円程度にする予定だ。性能は現行モデルと同等で、サイズは奥行きや高さがほぼ一緒だが、幅が38センチで、現行モデル(75センチ)の約半分と小型化した。11月から日産系の部品販売会社を通じて販売する。
新型充電器は、合理化で部品点数を減らしたのが特徴だ。部品の組み込み方も工夫し、スリム化を実現した。日本の自動車大手などが参画する充電インフラ「チャデモ」規格対応で、他社の電気自動車にも充電できる。
ガソリンスタンドや自治体などを主な対象に、2015年度末までに国内で5千基の販売を目指す。米国や欧州でも発売する準備を進めている。
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