“速い”復興を!F1マシンが横浜の元町商店街走行

[ 2011年6月6日 06:00 ]

東日本大震災の復興支援イベントで、横浜市・元町商店街の公道を走行するF1マシン

 横浜市の元町商店街で5日、自動車レースF1シリーズに参戦している「レッドブル・レーシング」のF1マシンがデモンストレーション走行するイベントがあった。商店街によると、F1マシンが公道を走るのは国内初。約1万人が見物し、一帯は興奮に包まれた。

 石畳の道路約500メートルを時速約30キロで往復。耳をつんざくようなエンジン音を響かせてマシンが通ると、歩道を埋め尽くした見物客から大きなどよめきが起こった。レッドブルはオーストリアの飲料メーカーで「東日本大震災で被害を受けた日本に元気を届けよう」と、同商店街と協力して企画。会場では募金を集め、2500円以上募金したファンにはTシャツを配った。

 両親と妹と訪れた同市の小学4年生荻野和明君(9)は「一瞬だったが、音がおなかにずしんときて凄かった。今度はサーキットに見に行きたい」と興奮していた。

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