1月の中古車販売3・7%減、2カ月連続マイナス

[ 2011年2月10日 16:10 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した1月の中古車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比3・7%減の24万9254台となり、2カ月連続で減少した。政府のエコカー補助金打ち切り後、新車販売の低迷が続き、下取り車も減って中古車市場に十分流通していないことが響いた。

 自販連は「自動車1台当たりの保有期間が長くなっているといった構造的な課題があり、中古車市場の縮小は続くだろう」と指摘した。

 車種別では、乗用車が3・3%減の21万8553台。うち小型乗用車は11万6731台で、1978年の統計開始以来、1月としては過去最低だった。貨物車も6・2%減の2万4985台で、1月では最低だった。バスは12・1%減の733台だった。

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2011年2月10日のニュース