ローマF1招致を断念…「1カ国1カ所」崩せず
ローマのアレマノ市長は21日、同市やイタリアの実業家らが進めていた自動車レースの最高峰F1のローマ招致を断念すると発表した。F1では開催地は1カ国1カ所の原則があるが、イタリアでは既に北部モンツァでF1が開催されていた。
ローマ市などは、ムソリーニ独裁政権が建設を始めた南部エウル地区の公道を使って2013年の開催を計画。一時、F1を主催する国際自動車連盟(FIA)も前向きで、開催を承認したとの報道もあったが、最終的に1カ国1カ所の原則を崩せなかったとみられる。(共同)
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