環境重視のインド…吹くか!プリウス旋風
トヨタ自動車は7日、インドでハイブリッド車(HV)「プリウス」を3月に発売すると発表した。富裕層の間で、環境保護に対する意識が高まっており、環境に配慮する姿勢をアピールして、企業イメージの向上につなげたい考え。
日本で造った最新型の3代目プリウスを輸出する。関税が掛かるため販売価格は265万5千ルピー(約530万円)と日本を大幅に上回る。販売台数は年間200台を目指す。
トヨタは、5日にニューデリーで開幕した国際モーターショー「オートエキスポ2010」にプリウスを出展。新型の低価格小型車「エティオス」とともに注目を浴びていた。トヨタは現実的な環境対応車としてHVに力を入れており、80カ国でプリウスを販売する目標を掲げている。
インドでは、ホンダが「シビック」のハイブリッド車を発売している。(共同)
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