レクサスのハイブリッド車増産体制

[ 2009年8月6日 13:28 ]

 トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の須藤誠一社長は6日、7月に発売した高級車ブランド「レクサス」のハイブリッド車「HS250h」の受注が8600台に達したと発表した。需要増に対応、今月からハイブリッド車を中心に増産しているとした。福岡市で開いた生産発表会で述べた。

 須藤社長は「環境性能などが顧客から支持され、大変好調だ」と説明。工場全体の稼働率は変えないが、1日当たり30分~1時間半程度の残業で対応するという。
 ただ須藤社長は納期について、バッテリーなど基幹部品の生産が追いつかず、政府の「エコカー補助制度」が適用される来年3月末に間に合わない可能性があると指摘。トヨタ自動車もハイブリッドの新型「プリウス」でバッテリー生産が追いつかず、納期が同4月以降になると発表済みだ。
 レクサスのハイブリッド車は7月14日に発売。トヨタ自動車九州の宮田工場で生産し、販売目標は月間500台だった。

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2009年8月6日のニュース