プリウスよりも…カローラが販売トップに

[ 2009年8月6日 10:09 ]

 米政府が導入した低燃費車の新車購入支援制度を利用した販売台数の集計で、トヨタ自動車の「カローラ」がこれまで首位だった米フォード・モーターの「フォーカス」を抜いてトップになったと報じた。米運輸省当局者の話として伝えた。

 2位はフォーカス、3位がホンダの「シビック」。トヨタの「プリウス」「カムリ」が続いた。日本車は米国内でも生産され、すべてが輸入車ではないが、議会などから制度への異論が出る可能性がある。
 一方で支援制度の財源を3倍に増額する法案について、リード上院院内総務(民主党)は5日、可決できるとの見通しを示した。上院は7日にも採決する。
 この制度は、燃費効率の悪い乗用車などを下取りに出し、低燃費車に買い替えれば最大4500ドル(約43万円)分の支援が受けられる。消費者に好評で、在庫が不足する販売店も出ている。(共同)

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2009年8月6日のニュース