伊藤がPP獲得/全日本ロード選手権第1戦

[ 2009年4月5日 06:00 ]

 2輪の2009MFJ全日本ロード選手権シリーズ第1戦筑波大会(スポーツニッポン新聞社後援)は4日、茨城・下妻市の筑波サーキット(1周2・07キロ)で各カテゴリーの予選を行った。最高峰のJSB1000は、元王者の伊藤真一(42=ホンダ)がコースレコードとなる55秒142を叩き出してPPを獲得。今年を最後に幕を閉じるGP250は、58秒272をマークした及川誠人(38=ヤマハ)がPPをさらった。

 <JSB1000>復活を期すベテランの伊藤は、秋吉耕佑が07年に記録した56秒140のコースレコードを塗り替えた。「(マシンの)セッティングをしながらの走りだった」と万全ではない中、55秒142をマークした。05、06年と2年連続で年間王者に輝いた実力者だが、ここ2年は覇権から遠ざかっている。今季開幕戦勝利へ向け、42歳は「あすが重要になる」と気持ちを高めていた。

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2009年4月5日のニュース