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フェザー級の“鉄の拳”中野幹士が4カ月半ぶりの再起戦で勝利 IBF5位を4回TKO

[ 2026年5月6日 21:13 ]

プロボクシングDYNAMIC GLOVE on U-NEXT 43 フェザー級10回戦   中野幹士(帝拳)《TKO4回58秒》レラト・ドラミニ(南アフリカ) ( 2026年5月6日    東京・後楽園ホール )

TKOで再起戦に勝ち、涙を流す中野幹士
Photo By スポニチ

 WBOフェザー級4位の中野幹士(30=帝拳)が5月6日、IBF同級5位のレラト・ドラミニ(32=南アフリカ)を4回58秒、レフェリーストップによるTKOで破り、再起戦に勝利した。

 初回に左ボディーを当ててスリップ気味のダウンを奪うと、3回にも左ストレートをカウンター気味に決めてダウンを追加。4回も左からコーナーに追い詰めてダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。

 勝利の瞬間から涙があふれた中野は、リング上のインタビューでも声が詰まった。「試合前は怖かった」と正直に涙の理由を話した。

 昨年11月、IBFの挑戦者決定戦で、元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者ライース・アリーム(35=米国)に0―3で判定負けし、プロ初黒星を喫した。精神的なショックは大きく、再起戦前は「不安でした。試合のイメージが湧かなかった」と言う。

 「初めて負けて、(試合中に)こうなったらどうしよう、とか、悪循環に」と振り返る。「考えたらダメ。考えないように」と、ショックは深刻だった。それでも、“鉄の拳”で世界ランカーを沈め「終わった瞬間に安心した」と控室でも涙が止まらなかった。

 これで、再び世界への道が開けた。「ボクシングをできるのが、うれしかった。不安はこの先も続くと思うけど、自信を持てるように練習します」と涙声で話した。

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