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もう一つの5・2ビッグマッチは“世紀の技術戦” 拓真「レジェンド倒す」井岡「5階級制覇成す」

[ 2026年5月1日 05:21 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上拓真 《12回戦》 同級4位・井岡一翔 ( 2026年5月2日    東京ドーム )

記者会見に臨んだ井上拓(左)と井岡(撮影・島崎忠彦)
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 もう一つのビッグマッチ、WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30=大橋)と、日本初の5階級制覇に挑む井岡一翔(37=志成)の対決は、高い技術戦が予想されている。ともに「順調」をアピールした両者は「レジェンドを倒す」(拓真)「5階級制覇を成し遂げる」(井岡)と強い意欲を見せた。

 感情の起伏が感じられない、澄み切った落ち着きを表情に浮かべた2人だが、静かな口調に強い意欲をみなぎらせた。

 口火を切ったのは拓真。「コンディションよく仕上がっている。レジェンドをどう倒すか、しっかり見ておいてください」。自身がプロデビューした時、井岡はすでに世界王者。4階級制覇の伝説に臆せず、KOを宣言した。

 37歳の井岡は、自身に集中した。「自分に集中して、このチャンスを必ずつかみ取る。その姿をお見せしたい」。日本初の5階級制覇に挑むには、これ以上ない東京ドームの舞台。快挙に挑む静かな闘志をうかがわせた。

 今回のプロモーターでもある大橋ジム・大橋会長は「日本屈指の技術戦になるのは間違いない」と断言した。尚弥の弟・拓真と、世界2階級制覇の弘樹氏を叔父に持つ井岡。DNAからしてエリートの2人は、高い技術も持ち合わせている。

 拓真の父・真吾トレーナーは「テクニシャンの井岡に勝る練習をしてきた」。一方、井岡のトレーナー、アマチュアボクシング大国、キューバ出身のイスマエル・サラス氏も「15年、ともに歩んできたのは5月2日のためだ。最高の試合ができる」と言い切った。両陣営のトレーナーも一流だ。

 互いの知識と経験を総動員して臨む技術戦。大橋会長も「細かい技術が計算し尽くされた頭を使ったボクシング」と予想する。「試合が始まってみないと、どんな展開になるか分からない」と拓真。試合は、東京ドーム決戦にふさわしい内容になる。

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