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岩田翔吉 師匠KIDさん誕生日に王座返り咲く “特別な日”3・15にトリプル世界戦

[ 2026年1月28日 04:40 ]

<UーNEXT BOXING 5 会見>対戦相手のノックアウトCPの写真の前でポーズを取る岩田(撮影・篠原岳夫)
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 ボクシングの帝拳プロモーションは27日、トリプル世界戦を含む興行「U-NEXT BOXING 5」の発表会見を都内で行い、前WBO世界ライトフライ級王者でWBC同級3位の岩田翔吉(29=帝拳)がWBC同級王者ノックアウトに挑戦することが発表された。試合が行われる3月15日は岩田の師匠でもある故山本“KID”徳郁さん(享年41)の誕生日。約1年ぶりの世界王座返り咲きを果たし、世界ベルトとともに恩師に勝利の報告をすることを誓った。

 “特別な日”に自身4度目の世界戦が決まった。30歳初陣に臨む岩田は「今までとは違う、深みのあるファイトをしたい」と決意に満ちた表情で語った。

 24年10月に3回TKO勝ちでWBO王座を獲得し、早大出身初の世界王者となった。ただ昨年3月の初防衛戦でサンティアゴに0―3大差判定負けを喫し、王座から陥落。以降は「戦う気持ちをつくれなくなった」と闘争心が消えかかった時期も過ごしたが、田中繊大トレーナーと新コンビを結成。倒す一辺倒だった前回から、足を使う新スタイルに取り組み「練習でやってきたことを試合で出すことがテーマ」と自身に言い聞かせる。

 試合が行われる3月15日は師匠、山本“KID”さんの誕生日。ボクシングに打ち込む前の小4時にはKIDさんのジムで総合格闘技の指導を受けた。試合日が恩師の誕生日と重なり、自然と「涙が出た」と言う。「ベルトを持って手を合わせに行きたい」と墓前に勝利の報告をする。

 立ちはだかるのは2階級制覇王者ノックアウト。ミニマム級時代にWBA王座を16度防衛した名王者だが「今までにないようなパフォーマンスを出せると思っている」と王座奪取に自信満々。那須川、高見ら帝拳勢は昨年11月から黒星が目立つが「全勝します。必ず」。増田、松本とのトリオで汚名返上の勝利を誓った。 

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