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井上尚弥 “異例”弟・拓真と兄弟マススパーでスイッチ入った 待ち切れない27日サウジでピカソ戦

[ 2025年12月14日 05:30 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥 12回戦 WBC2位・アラン・ピカソ ( 2025年12月27日    サウジアラビア・リヤド ムハマド・アブド・アリーナ )

弟・拓真(右)とマススパーする井上(撮影・島崎 忠彦)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が13日、サウジアラビアでのWBC世界同級2位ピカソ戦に向け、横浜市内の所属ジムで練習を公開した。WBC世界バンタム級王者で弟の拓真(29=大橋)とは“異例”のマスボクシングを披露するなど好調をアピール。年間4試合をこなす強行日程も前向きに捉え、2戦ぶりのKOで無敗の新鋭挑戦者をリングに沈めることを堂々宣言した。

 シャドーを終え上半身裸になった尚弥が、リングに拓真を招き入れ力を入れず打ち合うスパーリング、マスボクシングを開始した。手の内を隠すことが一般的な公開練習だが、“異例”の兄弟スパーを公開し、高い技術戦を披露。最後はマッスルポーズを決めながら、盛り上がった広背筋とシックスパックを披露し「精神的にも肉体的にも凄く仕上がっていて試合が待ち遠しい」と自信満々に話した。

 弟の活躍にスイッチが入らないわけがない。拓真は先月24日、那須川天心(帝拳)とのWBC世界バンタム級王座決定戦に3―0判定勝ちし、王座返り咲きを果たした。調整期間中はともに練習に励み、当日はセコンドにもついた。「勝った瞬間、抜け殻になるのかなという気持ちもあったが、逆に刺激を受けた。気合をもらいました」。弟の勢いにあやかるつもりだ。

 6度目の4団体王座防衛戦となる次戦で、13年以来自身2度目の年間4試合。9月のアフマダリエフ戦から中2カ月での強行日程で、海外メディアから「5歳以上も老けて見える。40歳に近い容姿だ」などと指摘されたが「やっぱり戦うことが好き。常にこの緊張感と張り詰めた空気が非常に心地いい」と不安を一蹴。「どんな展開にしろ今回はKO決着したい」と、“新たな聖地”サウジアラビアでド派手な勝利を誓った。

 ≪テーマ「ピンクゴールド」薄ピンクヘア「寿命2日」≫尚弥は次戦「ピンクゴールド」のテーマカラーで臨む。過去フルトン戦は「青」、ネリ戦は「黒」などを採用してきたが、ピカソ戦では自身が契約する「ミズノ」と共同開発した白とゴールドがグラデーションになったリングシューズを着用することが決定。同シューズに合わせて今月上旬には自身の頭髪も「薄ピンク」に染めたが、この日は色が抜けて金髪に。「髪はあまり言うことを聞いてくれない。寿命2日でした」と苦笑いしていた。

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