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堤聖也 17日ドネア戦は「ハイリスク、ローリターンな試合に」過去2度対戦の尚弥から“金言”もらった

[ 2025年12月3日 14:44 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者 堤聖也(角海老宝石)<12回戦>暫定王者 ノニト・ドネア(フィリピン) ( 2025年12月17日    両国国技館 )

報道陣の質問に答える堤聖也(撮影・島崎忠彦)
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 WBA世界バンタム級王者・堤聖也(29=角海老宝石、12勝8KO3分け)が3日に都内のジムで、同級暫定王者ノニト・ドネア(43=フィリピン、43勝28KO8敗)との団体内王座統一戦へ向けた公開練習を行った。熱のこもったシャドーボクシングで汗をかくと、ミット打ちでは一瞬左構えにスイッチしながら激しい連打やコンビネーションを繰り出した。

 今年2月に比嘉大吾(志成)と引き分けた初防衛戦後、「2、3年前から角膜に傷が入って痛くて、ごまかしながらやっていた」という両目を手術。ブランクをつくったものの「(従来は)ブロックした反動で目が開けられないとか、リングのライトとか、裸眼じゃ外も出られなかった。不安がなくなったのは大きい」という。先月にはWBC世界バンタム級王座決定戦、井上拓真(大橋)vs那須川天心(帝拳)を観戦し「刺激をもらいました。同じ階級の別の団体のタイトルマッチで、いずれはそこでやっていかないといけない、ここでコケたら終わるのでより勝たないと、という気持ちが生まれた」と明かした。

 ドネア戦については「ビッグネームなんで恐怖心と楽しみな気持ちが入り交じっている。タフな試合になると思う。1個判断をミスったり、ちょっとずれたらぶっ倒されるという。かつ、こっちが当てても向こうが効いたイメージはないのでハイリスク、ローリターンな試合と思ってます」と予想。ドネアの代名詞である左フックに関しても「世間的に見たら井上尚弥選手との2戦目(22年6月)は2ラウンドで瞬殺。でも、ああいう試合でフラフラで効かされている時でも良いフック出してるんですよね。井上尚弥さんだからカバーできている部分があって、こんなに効いているのに生きたフックを打つんだという、細かい部分の怖さは実際に戦うという目線で気づけた」と警戒を口にした。

 井上vsドネアは2試合ともビデオで分析。井上本人にも大橋ジムへ出稽古で訪れた際、ドネアの印象を聞いたという。どんなパンチだったかとの問いには「痛かった」という反応が返ってきたそうで、「実際に聞くことができてよかった」と話した。試合のイメージを「向こうが嫌だなと思いながら、気づいたら僕がなんだかんだポイントを持っていって、7ラウンドは取れている、そういう感じじゃないですか。割とクロスファイトというか、大差になるイメージはない」と話し、最近は試合中のカットが多いとの指摘には「なるべく切りたくないけど切れちゃう可能性は高いし、そこは気にしてない。ただ、いつ切れるか分からないので序盤からポイントをピックアップしておかないと」と答えた。

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