世界初挑戦の平岡アンディ「すでに仕上がっている」 勝てば次戦は東京ドーム?「やりたい。負けられない」
WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ 王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(米国)《12回戦》同級1位・平岡アンディ ( 2025年11月14日 米フロリダ州マイアミ カセヤ・センター )
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世界初挑戦する、WBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(29=大橋)が28日、横浜市内の所属ジムで練習を公開した。シャドー2ラウンドを披露し、軽快に動くと「コンディションも調子も良い。試合が決まってから、ここまであっという間。ワクワクしているし、凄く楽しみな気持ちでいっぱい」と高揚感をにじませた。
挑戦する同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(28=米国)はデビュー戦から17戦連続KO勝利した強打のサウスポー。ラッセル対策としてこれまで16戦全勝11KOの米国人ゼミラー・ダモラ(22)らと約90ラウンドのスパーリングを重ねてきた。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「負傷して途中帰国しちゃった」と米国人のホープをアンディが“KO”したことを報告。「いやいや、それはないです」と自身は謙遜したが「すでに仕上がっているし体力面もバッチリ。あとはコンディションを崩さないことだけ」と状態の良さを強調。試合10日前に渡米し、現地では実戦は行わずに最終調整に臨む方針だ。
国内ジム所属のスーパーライト級世界王者は過去に藤猛、浜田剛史、平仲明信の3人のみ。浜田と平仲は世界同級王座奪取時、開始と同時に打ち合いを仕掛け、ともに初回KOでベルトを巻いた。アンディは「もちろんそれは知っているし、1ラウンドで倒すのも魅力的」とした上で「自分はそういうタイプではない。しっかりボクシングをして勝利をつかみたい」と父のジャスティス・コジョ・トレーナーと磨き上げてきた、1メートル82の長身と、1メートル88の長いリーチを生かしたスタイルで1992年9月以来、33年ぶりの快挙に挑む。
勝てば次戦は大型興行参戦も浮上する。大橋会長は「来年、東京でビックマッチがある。その中に一緒にできたら」と世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と前WBC&IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人(27=M・T)が激突する計画が進められている“東京ドーム決戦”の前座で防衛戦を行うことを示唆。「日本人としてはやっぱり東京ドームでやりたい。負けられないですよね」とアンディ自身も参戦へ気合十分だ。
小学生の頃にはTBS系「さんまのSUPERからくりTV」に“泣き虫アンディ君”として出演した。米国遠征にはパックご飯の「サトウのごはん」を持参することを明かし「10日間あるので、多めに15日分くらいは持ってこうかな」とちゃめっ気を見せる余裕も漂わせていた。
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