同一興行で2選手がリング禍 JBC緊急会見 国内の世界戦以外のタイトル戦は全て10回戦への変更を発表
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日本ボクシングコミッション(JBC)は9日、2日に東京・後楽園ホールで行われた日本ライト級挑戦者決定戦後に急性硬膜下血腫のため開頭手術を受けた、同級4位だった浦川大将さん(帝拳)が9日午後10時31分、死去したと発表した。28歳だった。
同じ興行に出場し東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦後に同様の手術を受けた神足茂利選手(M・T)も、8日午後10時59分に28歳で死去。同一興行で2人が開頭手術を受けるのは日本ボクシング史上初で、ともに亡くなる極めて異例の事態となった。
この日、JBCが緊急会見を開き、萩原実コミッショナーは「神足選手、浦川選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。この一週間、回復を願って過ごし来たが今は言葉がない。原因の調査、究明、今後の対応策にすぐ取りかかりたい」と頭を下げ、再発防止に取り組むことを強調。今月中にも日本プロボクシング協会と緊急対策委員会を開くという。
またJBC安河内剛本部事務局長は、これまで12回戦で行われてきた東洋太平洋タイトル戦を今後は全て10回戦に短縮することを発表。国内で行うWBOアジア・パシフィック王座戦も全て10回戦にするとした。同氏はラウンド数とリング禍の因果関係があるわけではないとした上で「最近は1ラウンドから打ち合いができる、技量のある選手が非情に多くなった。昔のように戦術的に戦うより、アップテンポに攻撃していく試合が多く見受けられ、現代で12回は危険でもある」と持論を展開した。
JBCは9月上旬に医事講習会を開き、今回の事故の報告と検証を主に、近年まん延する水抜き減量の危険性についての話し合いも行うという。また、WBCが採用する、体重や体調を管理するアプリ「ボックスメット」を取り入れることにも前向きで、安河内氏は「現実的に導入できるものはしていきたい」と話した。
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