暫定王者ヒメネスはアマ335勝「勝ってバムやマルティネスに挑戦する」11年獄中生活の健文にはエールも
ボクシング「3150×LUSHBOMU vol.7 inキルギス」WBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦 暫定王者 デビッド・ヒメネス(コスタリカ)《12回戦》同級10位 健文トーレス(TMK) ( 2025年7月20日 キルギス ビシュケク・アリーナ )
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キルギス初のプロボクシング興行でWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦12回戦で同級10位の健文トーレス(37=TMK、15勝10KO5敗)と対戦する暫定王者デビッド・ヒメネス(33=コスタリカ、17戦16勝11KO1敗)が8日(日本時間9日)、コスタリカの自宅からオンライン会見に参加。「大きいチャンスをくれた健文に感謝する。当日はお互いの全ての経験をぶつけて壮大な試合しよう。最後に立っているのは俺だ。試合を楽しみにしている」とサムアップした。
アマチュアでは373戦335勝38敗の戦績を誇り、アマ時代に多くの大会でメダルを獲得したことから愛称は「Medallita(メダジータ)」。19年にプロデビューすると、昨年4月の同級暫定王座決定戦でジョン・ラミレス(米国)に判定勝ち。今年3月にはキービン・ララ(ニカラグア)に判定勝ちを収め初防衛に成功。暫定王座を獲得してから1年以上が経過している中「暫定王座に不満はないが、早く正規タイトルがほしい。次勝ってプーマとやりたい」と同級正規王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)への挑戦を表明。同王者は11月にサウジアラビアでWBC世界同王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国、帝拳)との対戦も内定。「俺は肉体、技術、精神的にも最高のレベルで、スーパーフライ級の中ではバムやプーマのレベルに達している。この階級で一番強いことを証明したい。そのためには次の試合には勝たなければいけない。それに向けて準備してチャンスを待ちたい」と健文戦は“通過点”であることを強調した。
対戦する健文は2戦連続で世界ランク1位の選手を下し“世界前哨戦”のチャンスをつかんだ。「彼のボクシングはメキシカンスタイル(パワフルに突っ込んでくる)で強気な印象」と語ったヒメネスは「それに対し俺はよく動くし翻弄(ほんろう)できる。健文を上回るたくさんの経験があるし、俺のボクシングの方が勝ると思う」と自信満々。次戦に向けてはコスタリカ・カルタゴでスパーリング合宿を行い、標高4000メートルの山で高地トレーニングも行ってきた。「どの相手に対しても倒して勝ちたいが、一番意識しているのは15ラウンドをやるつもりでパンチを出し続けること。常に前に出て手を出し続けたい」と最終12回まで豊富な手数とスタミナで相手を上回る覚悟だ。
タクシー強盗などで2度収監され、計11年間を刑務所で過ごした過去もある健文については「俺は刑務所に入ったり、罪を犯すことはなかった」としながら「メキシコやコスタリカでほとんどのボクサーは過去に過ちを犯して悪い生活から抜け出すためにボクシングをやっている。ボクシングに真摯(しんし)に打ち込むことで神から勝利やベルトを与えられる。(健文も)チャンスつかむために頑張ってきたのだろう」と同情し、エールを送った。「俺のパンチは全てが魅力だから見逃すな。来年にバムやマルティネスに挑戦するために必ず勝つ」と気合十分に話した。
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