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佐々木が佐々木をKO!? 日本人初ウエルター級世界王者へ「過去の自分とスパーリングします」

[ 2025年6月13日 05:00 ]

WBO世界ウエルター級タイトルマッチ   王者ブライアン・ノーマン《12回戦》同級2位・佐々木尽 ( 2025年6月19日    大田区総合体育館 )

「過去の自分に勝つ」と、過去の自身のパネルを倒した佐々木尽(撮影・松永 柊斗)
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 WBO世界ウエルター級2位の佐々木尽が12日、東京都八王子市内の所属ジムで練習を公開した。突然「今から“過去の自分”とスパーリングします」と宣言すると自身の等身大パネルをリングに上げ、破壊するパフォーマンス。3年前の自分となる1体目は右ストレートから右アッパー。1年前の2体目は左フック2連発で沈め、どや顔で右拳を突き上げた。

 世界初挑戦に向けて自ら発案した“公開スパー”。「過去の自分は見ての通り全然動かないし、ディフェンスが甘かったが、今は違う」と笑った。日本人初のウエルター級世界王者へ、へなへなになったパネルを見下ろしながら「命より大切なタイトルという思いで戦い、歴史を変える」と意気込んだ。

 相手の王者ノーマンは2週前に来日し、真剣に調整する様子をSNSに投稿。「思っているほど(自分を)なめていない感じ。もっと本気で来てほしい。つまんない試合だけはやめようぜ」と宣戦布告し不利な下馬評を覆す圧勝を見据える。

 吉兆もある。今月2日、ジムの前に白蛇が現れたという。昔から幸運をもたらす縁起の良い生き物として知られ「心配しなくて大丈夫。勝てるから、という合図なのかな」と自慢げにスマホの画面を見せびらかした。

 試合当日は日本ボクシングコミッションルールで義務づけられる10オンスのグローブではなく、WBOルールで8オンスのものを使用することが判明。「どこに当たっても効かせられるイメージ」と歓迎する。過去の自分は葬った。KO率80%超の男がド派手な一撃をさく裂させる時を待ちわびている。

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