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那須川天心 黒髪に「天」で世界前哨戦へ 長嶋さん訃報には「僕もそういう人にならないと」

[ 2025年6月7日 05:00 ]

バンタム級10回戦   WBC1位・那須川天心《10回戦》WBA6位ビクトル・サンティリャン ( 2025年6月8日    有明コロシアム )

頭の右側に「天」のそり込みを入れて会見に臨む那須川天心(撮影・河野 光希)
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 WBC世界バンタム級1位の那須川天心が6日、都内で行われた世界前哨戦の試合前会見に出席した。WBA6位サンティリャンに勝利すれば11月にも世界初挑戦することが濃厚。黒髪に「天」のそり込みを入れ、世界挑戦権をつかみ取ることを宣言した。無敗の日本人世界王者同士の統一戦に臨むWBC世界バンタム級王者・中谷潤人とIBF同級王者・西田凌佑はともにベルト統一へ静かに闘志を燃やした。

 世界一ダサい髪形と自称する「マレットヘア」を前日に黒く染めた那須川は右側頭部に「天」のそり込みを入れて登場した。世界前哨戦へ「みんなの思いもここに乗せているよ、という意味で入れた。必ず勝って、自分の宿命を燃やす」と強い覚悟を口にした。

 2月のモロニー戦に判定勝ちし、前世界王者相手に打ち負けない進化を示した。「(世界挑戦は)ずっと無理と言われていたが、前回でいけるという声になった。今回で確信に変えたい」と話す。接近戦を強化し「ボクシングの幅や手札をたくさん増やしてきた」と初の左構え相手にも自信があふれる。

 今回のテーマは「しっかり倒し切る。KOもありつつ完封したり、勝つことが大前提」。モロニー戦後には、世界2階級制覇王者ヘイニー(米国)や東京五輪銀メダリストのウィテカー(英国)らからSNSでフォローされた。世間からの評価を肌で感じているからこそ、次戦で評価を落とすわけにはいかない。

 3日に長嶋さんが死去。野球にはうとくとも世代、ジャンルを超えた憧れを抱き「いろいろカルチャーをつくってきた人。そういう人に僕もならないとなと思っている」と言う。那須川が真のスターへと階段を上る。

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