「誰かのためでなく自分のために戦う」武尊が格闘家人生にけじめをつけるロッタン戦【インタビュー】
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アジア最大の格闘技団体「ONE Championship」を主戦場にした武尊(33=team VASILEUS)は「ONE172」(3月23日、さいたまスーパーアリーナ)で移籍3戦目を迎える。ロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)との一戦は「格闘家人生の集大成」と捉えている。
一時は引退を考えた武尊を再びリングに引き戻したのがロッタンだ。22年6月のキックボクシングイベント「THE MATCH 2022」(東京ドーム)で、武尊は那須川天心に判定負けを喫した。敗れたのは10年ぶり。「1回でも負けたらやめようと思っていた」というところから翻意したのは、試合から1週間ぐらいたった時に「負けたまま終わるのは悔しい。応援してくれた人たちに、負けた姿を見せて引退するのも違うなと思った」からだ。
天心がプロボクシングに転身したため、リベンジは不可能となった。そこで標的に浮上したのがロッタンだった。18年6月の「RISE125」で、ロッタンは天心と激闘を繰り広げ、延長の末に判定負けしていた。「この選手に勝ったら満足できるのは誰かと考えた時、天心選手とほぼ互角の戦いをしているロッタン選手に圧倒的な勝ち方をすれば、自分の格闘家人生にけじめをつけられると思った」。戦いの場をONEに求めたのは、それが理由だった。
好戦的なロッタンは「一番かみ合う相手」になる。試合に臨むからには勝利を奪いにいくが、中途半端な判定勝ちなどは望んでいない。「相手と合わなかったらかみ合わなくなる。対策をしつつ、チャンスのある時に思い切り出したい」と激闘の中から倒すことをイメージしている。
昨年1月の「ONE165」(有明アリーナ)では、負傷欠場のロッタンに代わって参戦したスーパーレック・キアトモー9とのフライ級キックボクシングタイトルマッチとなった。ローキックに苦戦して判定負けしたが「手応えはあった」という。そこから8カ月後にはタイでタン・ジンと対戦し、初回にダウンを奪われながら2Rに左フックでKO勝ちした。「連敗は許されないという重圧はあったが、勝ったことでONEの勝ち方をつかめたと思った」と満を持してロッタン戦を迎える。
海外で試合ができたこともいい経験になっている。「自分のファンがいない環境でやって、久しぶりに格闘技が好きで戦っているなという気持ちになった。勝てば勝つほど背負うプレッシャーが増えていく中で、そういう気持ちが取り戻せたのは大きい」。これまで同様に「応援してくれる人や仲間、支えてくれた人のためにというのはある」と言いつつも「この試合は誰かのためではなく自分のために戦いたい」と意識は変わっている。
大会はU-NEXTで3月23日正午からライブ配信(ペイ・パー・ビュー)される。激戦必至の戦いから目が離せない。
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